MT4の初心者さんが、まず最初に困ることと言えば、
ではないでしょうか?
MT4の多くがニューヨーク市場が終わる時間を24時に持ってきているため(冬時間ならGMT+2、夏時間ならGMT+3)、日本時間のチャートに慣れている日本人からすると、最初はかなり戸惑うんですよね。
リアルタイムでトレードしている際は、パソコンの右下の日本時間とチャートの時間を比較すればまだわかります。しかし、問題は過去のチャートを見る時。
と戸惑うことが多くなるんですね。
そこで今回はMT4の表示時間を日本時間にする便利なインジケーター「JPN_Time_SubZero」をご紹介します。これさえあれば、MT4の時間表示に戸惑うことはなくなります!
JPN_Time_SubZeroの導入方法
最初に、MT4用のインジケーターであるJPN_Time_SubZeroを以下のリンクからダウンロードしてください。
中に入っているJPN_Time_SubZero.mq4を、MT4左上の『ファイル』⇒『データフォルダを開く』⇒『MQL4』と進んだ先にある『Indicators』フォルダ内にドラッグアンドドロップします。
終わったらMT4を再起動して、ナビゲーター内から新たにインストールされたJPN_Time_SubZerをチャートにセットしましょう。
不要な情報を削除したい場合は、ここから下の記事も読んでください。
パラメーターを変更してカスタマイズする
インジケーターをチャートに表示できたら、パラメーターを変更して使いやすくしましょう。
パラメーター設定項目は以下の通りです。
カスタマイズできるところは多いですが、優先して変更すべきところが2点あります。
- TimeInterval
- Grid
この2点さえ変更すれば、他はいじる必要はないとも言えますね。
なので、時差を考える必要はありません。
TimeInterval
TimeIntervalは、ローソク足が何本確定した所でグリッドと日本時間を表示するか?を決めます。
例えば、5分足表示でデフォルトの12とすると、綺麗に1時間足が切り替わるタイミングでグリッドと日本時間が表示されるようになります。
しかし、この設定のまま1分足に表示を切り替えると、下のように分かりにくくなります。
1分足だと12分に1回グリッドが引かれて、その下に時間が表示されるため、時間の経過が分かりにくいんですね。なので、1分足表示する場合はTimeIntervalは「60」に変更しましょう。
60に変更すると、1時間足が確定するタイミングでグリッドと時間が更新されるので分かりやすいです。
Grid
Timeintervalごとに引かれる縦線のグリッドは邪魔!
そう思う人は、Gridの項目をfalseにしてやりましょう。
グリッドは消え去り、日本時間だけが示されます。
個人的にはこの設定がベストかなと思っています。
もちろん時間帯ごとの値動きを検証したい人などにとっては必要な情報になりますので、この辺は手法に応じて変更すると良いでしょう。
JPN_Time_SubZeroは補助輪的な存在
MT4に日本時間も一緒に表示してくれるJPN_Time_SubZeroは補助輪的な存在です。
これを使ってトレードしていると、自然に日本時間とMT4時間の違いが感覚的に理解できるようになって、MT4時間を見ただけで日本時間もどれくらいになるのかが分かるようになるんですよね。
なので、今現在の私はこのインジケーターを利用していません。
しかし、MT4を使い始めたばかりの方や、どうしても日本時間を意識したい方にはベストなインジであることに間違いはないと思います。
MT4初心者の人はぜひ使ってみてください。
他の役立つMT4用のインジケーターについては以下の記事をご覧ください。