FXに取り組む初心者トレーダーの多くが、10万円以下から始めるそうです。
その一番の理由としては、「大金を失いたくないから」とか「お金が無いから」ではないかと思います。
少額から始めてコツコツ稼いで資金を増やしていく。
これがよく初心者向けのサイトや書籍で書かれていることですね。
「逆にハイレバはキケンだからダメ」と言われますが、コレは真実なのでしょうか。
コツコツの本当の意味
私自身が考える結論からお伝えすると、最初の段階では「FXは勝ちをコツコツ積み上げるのが正しい資金の増やし方ではない」と考えています。
あくまでも最初の段階ですよ。
「勝ちをコツコツ積み上げる」というのは物凄く理想的です。
ですが、初心者にとってはとてもハードルが高いです。
コツコツ積み上げるためには相場分析力、手法の優位性だけでなく、精神的な問題も出てきます。
これらがしっかりと揃った時に、はじめてコツコツ積み上げられるだけのスキルが身につきます。
では、揃っていなかったら勝てないのか？と言われたら実はそうではありません。
コツコツではないにしても、ランダムな勝ち負けを繰り返して、その結果、ほんのちょっとだけ口座資金が増えていた・・・・。これも立派な勝ちです。
こういった口座資金が乱高下しながらも最終的に勝つというのが、初心者が最初に目指すべきポイントではないかと思うのです。
積み上げるべきもの
FXでコツコツ積み上げるべきものは、「経験」です。
そして経験の中でも負けた経験は、勝ちへの最短ルートです。
誰しも負けたくはないでしょうから、そんな経験積みたくないよ！と思うでしょうが、これは仕方のないことで真実です。練習中には必ず失敗をし、そこから学びを得て上手になるのは言わずもがなです。
失敗を恐れ、損失から逃げているようではトレードはいつまで経っても上手にはなりません。時に心が折れそうになることもありますが、へこたれていては前には進めません。
正当なハイレバレッジ
レバレッジ管理はあくまで自己責任ですが、私個人の考えでは「少額からトレードで大きな結果を得るためにはハイレバレッジ以外に選択肢はない」と考えています。
だって、少額でコツコツ勝ってもタカが知れてます。
やはり大きな資金で勝負する方がリワードが大きいのです。
ここでは、初心者、中級者、上級者に分けてハイレバとの付き合い方について解説していきます。
初心者のハイレバレッジ
気を付けなければならない点として、まだ経験の浅い初心者トレーダーは絶対にハイレバで取引してはいけません。ほぼ間違いなく証拠金の全てを吹っ飛ばします。
初心者トレーダーはハッキリ言って、稼ぐことよりも相場に慣れることが最も重要です。
一生懸命に勉強したりトレードしてみて、「相場がわかってきたかも！」という経験は、大げさではなく300回は繰り返して初めて中級者だと認識した方がいいです。
中級者のハイレバレッジ
トレーダーの世界に中級者と呼ばれる層が本当にあるかどうかはわかりませんが、私の認識では「知識と経験はそこそこあるけど勝てていない層」と定義付けしています。
先にも説明した通り、この層こそ臆さずハイレバレッジを上手に使いこなす訓練が必要だと考えています。
口座に大量の資金を入れる必要なんてありません。
ゼロカットに対応した海外FX業者に少額の資金を入れて、50倍以上でトレード経験を積みましょう。
400倍なら4万通貨です。
ハイレバなので口座資金が吹っ飛ぶ可能性も十分にありますが、少額しか入れていないので問題ありません。
むしろゼロカットがある分、口座資金以上のリスクがありませんので、個人的にはリスクとリワードが非対称になっていて、トレーダー目線からすればとても効率が良いと思います。
上級者のハイレバレッジ
上級者のハイレバレッジも中級者とほぼ同じですね。
ただ、中級者よりも多くの資金を入れてよりハイレバでトレードします。
こうすれば、少ないリスクで多くのリワードを狙えます。
ただしこのやり方で重要なのはリスクリワードの高い手法を採用するという事でしょう。
もちろん勝率も大事ですが、ドーンと増やすならリスクリワードは重要です。
これらの点から、相場が反転するところをピンポイントで狙うのがベストです。
もちろん100％当てるのは無理ですが、自分のやり方を極めていけば、勝率を高めることは可能です。
ハイレバの手法で勝つコツ
ハイレバでエントリーする場合、当然ですがなるべく逆行に遭いたくありません。ですからしっかり波が止まるポイント、つまり押し戻りをピンポイントで狙います。
押し戻りをピンポイントで狙うためには、当然ながらマルチタイムフレーム分析が不可欠です。
基本としては、上位足が押し目を作っている時に、下位足で底を打って反発してきたポイントです。
ここを上手く判断して、エントリー出来れば、少ないリスクで大きなリワードが狙えます。
損切りは下位足レベルの安値、そして利食いは上位足の高値にすれば少なくとも3倍以上は行けるでしょう。こういったトレードをすることで、ハイレバで資金を増やしやすくなります。
また、ハイレバで取引する以上、トレード頻度は少ない方が良いです。
そもそも上記のエントリーポイントで本当に良い所は少ないですので、焦らず、じっくりと待って仕掛けるべきです。
私も相場の反転を狙う手法でトレードしています。
詳しくは以下をご覧ください。
ハイレバでの複利運用は？
資金が増えてくると考えるのが複利運用です。
複利運用とはトレードで出た利益を利用して更にトレードロットを増やすことです。
コレは理想的ですが、海外FXによっては証拠金額が増えると最大レバレッジが下がるところがあるので注意してください。
また、証拠金額が増えるとその分だけ口座が飛んだ時のダメージも多いですので、できれば毎週、もしくは毎月一定額を引き出して、残った証拠金でまた資金を増やす・・・のサイクルの方が精神的にも安定すると思います。
引き出した資金はインデックス投資に回して、こっちでコツコツ増やすのも良いでしょう。
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