既に自分のルールを持ってトレードしている人なら、
自分のトレード手法なんて既に知っている!
と思っている方もいるでしょう。
もし、それでも思ったような利益を出していないのであれば、この続きを読むことをお勧めします。
上達することが大事
売買の目的は利益を得ること、といっても具体的な売買法は、1200種類を越すとも言われるが、そのうちたった1種類の方法に上達すればよいのである。
それは、知っているだけでは駄目で、知って、そして、出来るようになり、そのうえ上達する必要があるのだ。
これは私が大好きな本である、林輝太郎さんの「脱アマ相場師列伝 」に書かれている言葉です。
トレーディングというものは、手法や何かコツを掴めば、その後は簡単に稼げる ようになるというイメージを持たれがちですが、実はそんなに甘いものではありません。
他の事と同様に、少しずつ上達していく必要があるのです。
ここでは、自分自身の経験を交えてFXの上達方法について解説していきます。
トレード手法について更に深く知ろう
トレード手法やルールは、シンプルな方が良いとよく言われます。
確かにシンプルな方が迷いがなくなりますので仕掛けやすいですし、どういった手法なのかも理解しやすい事に間違いはありません。
実際にトレードで利益を出している人のチャートはシンプルで、色々なインディケーターでゴチャゴチャしていなくて、ルール自体もそんなに難しくないことが多いです。
しかし、同じシンプルなルールでトレードしていたとしても、利益を出せる人と出せない人がいます。
この差はなんでしょうか?
その理由の一つが、手法の熟知です。
どんな手法であっても、その手法が得意とする相場、得意としない相場があります。
自分自身の手法を熟知している人は、手法が得意とする相場と苦手とする相場を十分理解しています。
そして、現在の相場が手法が得意とする相場なのか、それとも苦手とする相場なのかを的確に判断することができます。これを実行することで、トレードしやすい相場だけでトレードする事ができるので、利益も出しやすいですし、勝率も上がるのです。
手法について深く知るためには?
では手法について深く知るためにはどうしたらいいでしょうか?
もう分かっていますよね。
検証とトレードの見直しです。
自分のトレードポイントの負けトレードのチャート画像を並べることで見えてくる事もあるでしょう。
このような地味な検証によって、手法に対する知識や洞察が深まるのです。
実際にトレードしていたら、「ここいっつも負けるよなぁ」ってポイントが見えてくるはず。
そんなところを絞って重点的に検証すると分かる事も多いんだ。