インジケーターと言えば、移動平均線とかストキャスティクスのような「テクニカル指標を表示するもの」と考えている人は多いのではないかと思います。
しかし、MT4のインジケーターについて限って言えば、その考えは間違いです。
MT4のインジケーターには、MT4の機能を拡張したり、トレード効率を上げてくれるものも数多く存在するのです。
そこで今回は、私が強くお勧めする、「どんなトレーダーでも役立つインジケーター」を5つご紹介したいと思います。
ある意味最強ですから、手放せなくなるはずですよ。
市場の流れが一発で把握できてしまうインジ
外国為替市場は、シドニー⇒東京⇒フランクフルト⇒ロンドン⇒ニューヨークと市場が切り替わります。
まぁそんなことはご存じかとは思いますが、「今現在、どの市場が中心で、中心の市場では何時くらいになるのか?」といったことをしっかりとイメージしながらトレードできる人は少ないと思います。
しかし、forex-market-hours-gmtを使えばそんなことは一目瞭然。
しかも市場が重なる時間帯もしっかりと目で分かります。
市場が重なる時間帯はお金が沢山流入してボラティリティも拡大しますから、そういった時間帯を狙う場合に使えますよ。
アラートの鳴る水平線が引けるインジ
- とりあえずこのレートにタッチするまでは傍観
- このレートをブレイクしたらエントリーを考えよう
ライントレードのみならず、普通にトレードをしていたら、こんな風に特定のレートを参考にすることはよくあると思います。
そんな時に役立つのラインアラート機能。
しかし、MT4にはこの機能が標準でついていません。
そこでHLine_Alert_Makerの出番です!
チャートにセットして、左上にあるボタンをクリックすると水平線が出てきます。
この水平線は普通の水平線と違って特別で、レート水平線にタッチするとアラートが鳴ります。(水平線は動かせます。)しかも、メール送信やプッシュ送信もできるので、外出先でもアラートを受け取れます。
今後の重要指標を表示するインジ
重要指標があるのにもかかわらず、すっかり忘れていて、急にスプレッドが開いてストップロスに当たってしまった・・・
なんて経験、ありませんか?
私は初心者時代によくやらかしました。当時は今と比べても指標で大きく動いていたので、ガッツリと狩られてしまってましたね。
こんな失敗を無くすために、その日に予定してある指標と予想値等をまで表示してくれるFlexNewsIndicatorを使いましょう!
英語表記ですが、予定されている指標が一目でわかりますし、指標の重要度によって文字の色が変わります。
ラインの描画が超簡単になるインジ
MT4はラインやボックスが描画しにくい!
そう思っていませんか?
MT4自体はもう15年以上前のソフトなので、現在の最新型のチャートソフトと比べると、ユーザーフレンドリーさが低いのは否めません。
ですが、描画に特化したインジケーター「26FM1 – Chart MarkerUp」を使えばそんな怒りもおさまります。これを使えばワンクリックでラインやボックスが描画できます。
やり方は簡単。
チャート左上に出てくるアイコンをクリックするだけ。
そうするだけで水平線やボックス、フィボナッチがチャート上に表示されます。
あとは自分でラインを動かすだけです。
リスクリワードを自動で計算してくれるインジ
エントリー前に「リスクリワードはどれくらいかな?」と利食いと損切りのレートを使って、エクセルでいちいち計算していませんか?
え?電卓を使ってる・・・?
ま、まぁいずれにしても凄く面倒ですよね。
しかし、risk-reward-ratioを使えば超簡単にリスクリワードが求められます。
使い方は簡単。
チャートにインジケーターをセットして、エントリーのレートにOpenのラインを置いて、利食いのレートにTakeProfit、損切りのレートにStopLossのラインを置くだけで、自動でリスクリワードレシオが求められます。
例えばリスクリワードレシオが2のルールでトレードしている場合は、最初にストップロスのレートを決めて、リスクリワードが2になるレートが簡単に求められます。
MT4は何でもできる!
今回はおススメのMT4インジをご紹介しました!
MT4は拡張性が高いので、色々なことが出来てしまいます。
だからこそリリースは昔なのに今でも現役で世界中のトレーダーから愛されているんだと思います。