副業としてFXに取り組むために覚悟しておくべきこと

現在、副業ブームです。

長らく続く不景気、先の見えない日本経済、ほぼ終わってしまった年功序列、どんなに頑張っても上がらない給料・・・。このような厳しい状況の中、多くの人たちが本業とは別に「副業」を始めようとしています。

特に現在のようなコロナ禍ではネットを使って家にいながら稼げる副業の人気が高く、その中でもFXは多くの人から注目を集めています。

かく言う私も13年ほど前に当時働いていた会社の仕事に意義を見出せなくて、軽い気持ちで副業としてFXを始めました。

それから紆余曲折あって専業トレーダーになったわけですが、副業トレーダーとして稼げれるようになるまでに覚悟しておくべきことについてまとめたいと思います。

アマギ
副業であってもFXで勝つのは大変です。

FXはビジネスであるということ

まず最初に知っておいてほしいのは、「FXはビジネスである」と言うことです。

一般的にビジネスと言えば、「顧客がいて、自分の商品やサービスを販売して・・・」といったことがイメージされがちですよね。なので、FXは違うものとして考えられがちですが、FXもビジネスです

  • 市場の動きを知り、市場で優位性を見つける(研究開発)
  • 市場の優位性を突いて取引を続けて利益を出す
  • 自身の取引方法に不備が無いか、市場の変化が無いかを確認し続ける

こういったプロセスの連続です。
これらを実践するためには常に自分自身のやり方と市場を監視し、改善して利益を出し続けようとする経営者的な目線が必要になります。

アマギ
上からの指示を待ったり、思考停止の状態で稼ごうと考えるのは甘いです。

副業だからと手を抜いてはいけない

「FXは副業だから・・・」と甘えてはいけません。

FX市場は、FXを本業にしてとんでもなく膨大な時間を使って検証し、相場を知り尽くしたトレーダーや、大金を動かす機関投資家、一国の中央銀行などがひしめく戦場です。

そんなところに副業気分で気軽に入ってきたトレーダーがどんなことになるかは分かりますよね?

食い散らかされて木っ端微塵になるだけです。

あなたがやろうとしているのはアルバイトではなく、自分自身の事業(ビジネス)です。
資本主義の中央の中での戦いです。

軽い気持ちで利益が出せるようになるほど甘い世界で戦うわけではないことは知っておいてください。

勝てるようになるまでに、少なくとも3回以上は口座をぶっ飛ばす

FXはリスクのあるビジネスです。

しかし、初心者トレーダーはFXのリスクを甘く考える一方で、FXで得られる利益ばかりに注目しがちです。本当に現実を見ていないくらい甘い考えで投資を始める人があまりにも多すぎるんです。(過去の自分も含めて)

資金管理を徹底すれば、トレードをすること、トレード経験を積むこと自体はかなりの低リスクで行えます。

しかし、自分自身の欲に負けてしまうと、ついロットを上げてしまって損切りできなくて口座資金が吹っ飛ぶ・・・なんてことに繋がります。

こうなると自暴自棄&自己肯定感がゼロになって、しまいがちなんですが、誰もが通る道です。必要な経験です。

しかも残念なことに人間は1回学べばそれでOKと言うわけではありません。
少なくとも3回はバカみたいな間違いを犯します。

ここから「もうあんな思いはしたくない!!!」と考えるようになって、トレード技術やルールを守る本当の意味での重要性が理解できるようになるのです。

アマギ
最初にトレードの辛さ、痛みを勉強することで、トレードのリスクを本当の意味で理解できるようになるわけですね。

時間を有効に活用して技術を身に付けること

多くの初心者の考えとは裏腹に、FXで安定して利益を出せるようになるには時間がかかります。早くても2~3年、遅い人は10年以上経っても勝てるようにならないのが現実です。

でも、やっぱり早く勝てるようになりたいですよね?

それなら自分の時間を効率よく使ってトレードに関する知識や技術を見つけなくてはいけません。

働きながら新しいことを勉強するのは大変難しいことです。
でも、それ自体が自分への投資です。

タイムマネジメントができない人は自分の管理ができないという位置付けになるので、タイムマネジメントを自分でできるように今から始めておきましょう。投資に関わらずこれが出来るか出来ないかで人生が大きく変わります。

タイムマネジメントの練習として隙間時間を作り、その時間は集中してやること。
これを毎日繰り返して、何をやったかまとめて、後から見直します。1か月後にかつての自分を振り返ると、驚くほど自分が成長していることに気づくはずです。

これは自分との戦いです。
厳しい話になりますが、これさえできない人は投資では勝つのは難しいです。

自分の行動に責任を取り、結果を受け入れる

当たり前ですが、投資は自己責任です。

  • 相場が思うように動かなかった
  • 勝てると信じて使っていたシグナルで勝てない
  • EAがドローダウンを起こした
  • エントリーポイントが悪かった
  • 損切りできなかった
  • 資金管理方法が悪かった

全部自分の責任です。

世の中には様々な情報が溢れていますが、どの情報を取り入れるか、どの情報を使ってトレードするかの判断は最終的に自分です。

ですから、トレードで上手く行かなくても相場や他人のせいにするのはお門違いも甚だしいです。

例えば、ツイッターで先出エントリーを公開している人がいますが、あなたがその人の情報を信じてエントリーして損失を出しても、それはあなたの責任です。

自分の取った行動に責任を取れない、取ろうとしない、他人のせいにするのは半人前です。これでも一般社会ではウヤムヤにすることができるかもしれませんが、相場の世界でこんなことをやっていたら絶対に勝てるようにならないと宣言できます。

勝てるようになる人だけが、勝てるようになる

約90%のトレード初心者が甘い気持ちでトレードを始め、その中のほとんどが1年以内に退場していきます。

  • 思ったように稼げない
  • 簡単じゃない
  • 難しい
  • 精神的にキツイ
  • お金が無くなった

理由はどうあれ、退場する一番の要因はFXについての取り組みの甘さであることは間違いありません。

覚悟が足らないんです!

私もFXでどん底を経験しました。
ある程度覚悟していたつもりですが、それでも辛かったですし、今でも夢に見ます。

副業であっても本業のように頑張らないと足元をすくわれるのがFXです。
ぜひ覚悟して臨んでください。

 

あなたの応援が更新の励みになります。
応援のクリックをぜひよろしくお願いします。

 

私のトレード手法を教材にしました
おすすめの記事