
先月の話になりますが、知り合いの知り合いにトレードを教えることになりました。
今回はそのお話をしたいと思います。
友人から突然電話がくる
私は、基本的に初対面の人には「専業トレーダー」とは名乗りません。
色々と面倒なので「ネット関係のお仕事をしています」とだけ言う程度です。
そもそも専業トレーダーになってからは人と関わること自体が少なくなっているんですけどね。
私がトレーダーをやっていることを知っているのは、それなりに深い関係の人になるんですが、8月の初めに、仲のいい友人の一人から電話がかかってきました。
ちょっと会ってみてくんない?
詳しく聞いてみると、友人と仲のいい会社の後輩がFXで損失を出して落ち込みまくっているとのこと。
その後輩に私の話をしたら、「ぜひとも紹介してください!!!」と頼み込まれたそうで・・・。
(面倒だなと思いながらも)とりあえず会ってみることになりました。
初対面
8月の暑い日の土曜日に、友人と友人の後輩(S君)と喫茶店で会いました。
お忙しい所申し訳ありません。
専業トレーダーの方のお話が聞きたくて、先輩にお願いしてこの場を設けていただきました。
今日はよろしくお願いします。
あ、意外としっかりした人だな
こんな感じで話が始まりました。
S君のこれまでのトレード経験について聞くと、以下のようなことが分かりました。
- 今年の2月からトレード開始
- 3月初めのコロナショックによるドル円の暴落で50万円の損切り
- ドル円は下げ続けると信じてショートを入れるも、その後の冒頭で120万円の損切り
- 他の通貨ペアに手を出しても全然勝てない
- テクニカルについて勉強したけど、利益につながらない
- 7月の終わりにポンド円のショートをして、上げ続ける相場に耐えられず損切り
なんと、トータルで300万円ほどの損失を出していました。
トレード歴半年で300万円のマイナス。なかなかスゴイ奴です。
友人もいくら損失を出していたのかまでは知らなかったようで、驚いていました。
おかげで貯金のほとんどが底をついたそうです。
聞いたところ、どうやらすぐにカッとなって大ロットでエントリーしてしまう癖があるようでした。FX業者に入れている口座資金が無くなったら、すぐにネット銀行から振り込んで…の繰り返し。これならお金が飛びまくるのにも納得です。
そこでとりあえず、

と当たり障りのないアドバイスをしておきました。
他にもトレード手法やメンタルなどについても質問を受けましたが、相手の知識や経験の少なさや時間も限られていたこともあって、大雑把な話で終わりました。
トレードを教えてほしいと懇願される
それから数日して、とりあえず連絡先を交換していたS君から連絡が来ました。
僕にトレードを教えてもらえないでしょうか?
もちろん謝礼は支払います。
何とかして勝てるようになって、これまでの損失分を取り返したいんです。
どうかお願いします!!!!
うーん、ちょいと面倒だなぁ・・・
厳しく言って怯ませようかな。

私も過去に大コケしていますし、稼げるようになる保証もありませんよ。
それに、私はトレードに関しては厳しいので、習うにしても他の人が良いじゃないですか?
本物に稼いでいるアマギさんからトレードを習いたいんです。どうか、どうかお願いします。

仕方がないですね。それでは報酬面も合わせて今度お会いしましょうか。
こんな流れでトレードを教えることになりました。
レッスンの進捗を定期的に記事にしたいと思います。
全くの初心者のS君にトレードを教えることになったワタシ。
一体どうなるんだろうなぁ・・・と不安でいっぱいです。
私もトレード歴は12年ありますので、他人にトレードについて教えた経験はゼロではありません。
ただ、今回のようにほぼ初心者に対して教えるのは初めてです。
今後のレッスンの進捗については記事にしていきたいと思います。
彼が本当のトレーダーになれる日は来るのか?こうご期待です。
